担当紹介

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今井 香奈子

出産予定日5日前に死産を経験。現実の受け止め方も、哀しみ方も、心の痛みの和らげ方も分からず心が壊れてしまいそうでした。「多くの人が死別を経験している、看護師として看取ってきた立場なのだから冷静に堪えなければいけない」「同業者に迷惑をかけてはいけない」。自分に言い聞かせた言葉や自分より他者を思いやったことがグリーフを長引かせたと気づくのは十数年経ってからです。子宮外妊娠や流産を含め周産期グリーフの方… 続きを見る »

最所 夕貴

数年前、仕事を通じてお一人の方のお話を聴かせて頂くことがありました。これが私がグリーフケアと出会ったきっかけです。「少しでもお力になれたら…」と思っていたものの、実際には、その方が抱えていらっしゃる哀しみを知り、何もできずただその場にいることしかできませんでした。その経験をきっかけにグリーフケアを学び始めました。グリーフケアを学んで分かったことは〇大切な存在を失った哀しみは、お一人一人違う、特別な… 続きを見る »

川村 幸子

私はこれまで、看護師、心理師として緩和ケアの現場で多くの方の最期に関わらせていただきました。また愛する人との別れという、大きな試練に向き合うご家族にも心を寄せて参りました。その私が、最愛の父をガンで亡くすという経験をいたしました。「大したことないから。手術すればすぐ良くなるよ。」そう言っていた父は、わずか4ヶ月で逝ってしまいました。私がついていながら…。私は父の病気に気付けなかった自分を責め、後悔… 続きを見る »

グリスウォルド信子

「お父さん、あと2ヶ月の命だと言われたの」35年以上前、母の言葉に受けた衝撃、当時険悪だった父との関係を和解する間もなく、3ヶ月後、病室で父を見送った瞬間。大きな人生の転機でした。その後、歳を重なる中で、大切な家族、友人達、愛犬達とのお別れ。「あの時〜していれば、〜していなければ、〜してほしかった」「〜のせい、許せない」罪悪感、後悔、自分や誰かを許せない気持ち、遺された孤独感、怒り、夢や将来や生き… 続きを見る »

原 美穂

癒しの道はひとりでは歩めないもの…と感じます。私は、夫が他界してから「話しを聴いてもらっても戻ってくる訳ではないし、分かってもらえるはずはないし、簡単に分かられても腹が立つし」「この気持ちも状況も何も変わるものではないし」と、思っていました。哀しみや絶望の中から生きていく意味、大切な価値観に気づけたのは人との関わり、他者との対話、そこからの自分との対話でした。苦しみをひとりで踏んばって耐えしのぐ、… 続きを見る »

岡田美香

いつもと変わらないある日、突然襲いかかった病で最愛の夫が亡くなりました。何の覚悟もないままに、あっという間に私の日常からいなくなってしまいました。その喪失感は未来への希望をすべて失うものでした。大切な人を失った時、哀しみや苦しみ、苛立ち、喪失感、嫌悪感...様々な感情が繰り返し繰り返し湧き上がります。その状態は生きる気力を失わせ、いっそ自分も死んでしまいたい....そう思うこともあるかもしれません… 続きを見る »

島田理絵

<自己紹介>看護師歴23年小児看護、がん看護、高齢者看護を経験し、現在は訪問看護師✖️グリーフカウンセリングの活動を行っています。<死別経験>2018年当時4歳の娘に小児がんが見つかり、8か月の闘病を経て旅立ちました。私は「ママ」としてではなく、自分の心に麻酔をして「看護師」として娘の闘病と向き合い、娘を看取りました。<グリーフケアとの出会い>死別後も哀しみに打ちひしがれる自分を許すことができず、… 続きを見る »

井手 敏郎(IERUBA代表)

著名人、経営者に特化したカウンセリングを行なっています。 大切な存在を亡くした時、気持ちが大きく揺らぐのは、どのような立場であっても変わりません。しかしながら、自分の役割ゆえ、弱音が吐けず、本音が言えないということも少なくありません。 メディアで名前が知られる方や企業を代表される方のお悩みをお聴きする中で、公の場で前向きに振る舞う前に、安全な環境でありのままの気持ちを表現できる機会の大切さを感じて… 続きを見る »